かおる小児科

天王寺区上本町の小児科医院。小さな体にかくれた生命力、笑顔が私たちの元気のみなもとです。

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子育て応援隊

 こんにちは。突然ですが、みなさんはどういう時に小児科医院を受診しますか?熱が出た時?咳やはな水が止まらない時?頭やおなかが痛い時?もちろんその原因をさがして症状をやわらげるのが私たちの役割です。では、何も症状がない時はどうでしょうか?何も症状がなくても日頃の育児の悩みや不安、疑問を話しに来て下さい。私たちはこの街の”子育て応援隊”です。この街が夢をいっぱいもった子どもたちの笑顔であふれることを願っています。

虫刺されにご注意

 だんだんと日差しが強くなり湿気も増して蒸し暑くなってきました。いろいろな虫たちも本格的に活動を始める季節です。そして虫に刺される機会も増えます。
 最も多い虫刺されは蚊によるものです。蚊に刺されるとかゆくなってぷっくり腫れるのは蚊の唾液に対するアレルギー反応です。かきむしらない様にするとかゆみもおさまってあまり腫れません。ところが1日〜2日後に同じ部位がさらにかゆくなり湿疹がまわりにひろがることがあります。これは遅れておこるアレルギー反応です。最初に刺された時よりかゆみも腫れもきつくなります。症状が強い時は抗ヒスタミン剤(かゆみ止め)の飲み薬とステロイド剤のぬり薬を処方します。同じ反応は他の虫でもおこります。特にブヨやヤブカに刺された時や毛虫にまけた時にはかゆみも腫れも強くなりやすいので注意が必要です。アレルギー反応が強いと刺されたところだけでなく湿疹がじんましん状に全身にひろがることもあります。また、かきこわしたキズにバイ菌(細菌)が入るとひろがって「とびひ」になり抗生物質が必要になります。
 最大の予防方法は虫に刺されないことです。
@できるだけ肌の露出部を減らしてください。特に真夏の夕暮れ時以降や旅行などで山や水辺に出かけるときは暑くなりすぎない程度の長袖、長ズボンをおすすめします。
A虫よけ剤を使いましょう。最近はいろんな剤型のものが市販されています。スプレー式のものは噴霧した時に吸い込む危険性があります。刺激が少なくてぬるタイプのものがよいでしょう。
B室内では窓を開けっぱなしにせずに網戸をつけたり、昔なつかしい蚊帳(かや)も市販されているようです。電気式や電池式の駆除剤はお子さんの手の届かないところに置いて下さい。
Cベビーカーにつける蚊帳状のものもありますが、外からお子さんの様子がよく見えるものを選んで下さい。
 
 梅雨になって雨の日が続くとなかなか外出できずお子さんもお母さんもストレスがたまってくるでしょう。気候のよい日には紫外線や虫刺され対策をしてお出かけして気分転換して下さいね。
 次回は、「熱中症」の話をしましょう。

2008/06/01


お出かけシーズン到来

 木々の緑があざやかになり風がさわやかな季節になりました。お弁当を持って公園や遊園地にでかけたり、スポーツを楽しむ機会も増えると思います。
 出かける時に注意しておきたいことがいくつかあります。その中で今回は紫外線の話をします。
<紫外線、日焼け>
 皮ふの老化と紫外線の関係はたくさんの情報がありご存知の人も多いと思います。乳幼児でも紫外線による皮ふ炎は多く、将来的なシミ、しわの予防のためにも紫外線対策は必要です。まず戸外に出る時は目の保護もかねて帽子をかぶりましょう。肌の露出部には日焼け止めクリームをぬりましょう。日焼け止めクリームはベビー用の低刺激のもので(SPF15〜20くらい、PA+)特別な洗浄料がなくても洗い流せるものがよいでしょう。
 曇っていて日差しが弱い日も紫外線は強いと言われています。お母さん方がご自身で「今日は日傘がいるかな?日焼け止めクリームをぬった方がいいかな?」と感じる日にはお子さんにもクリームをぬるというくらいの感覚でよいのではないでしょうか?あまり神経質にならずに戸外に出てさわやかな風を肌で感じておいしい空気をいっぱい吸って下さいね。
 次回は虫刺されの話をします。

2008/05/05


お口あ〜ん 子育て応援隊(1)

 ふだんの診察には一定の流れがあります。聴診器で胸の音を聴いて、おなかを触れてみて最後に「お口あ〜ん」です。
 口の中にはとてもたくさんの情報があります。熱のあるお子さんの多くはのどが赤くはれています。ただはれるだけでなく口内炎ができたり、へんとうせんが化膿することもあります。また最近問題になっている麻しん(はしか)は皮ふにぶつぶつが出る前に口の中に特徴的な白いポツポツができます。逆に高い熱が続いているのにのどがはれていない場合は他に熱の原因を探す必要があります。その他舌や歯ぐきなどみなければならないところがいっぱいあります。
 口の中を診察する時、舌圧子(ぜつあつし)という棒を使います。ところが小さいお子さんの場合一度でもこの棒でえづいて不快な思いをすると次から口をあけようとしなくなります。棒でえづく体験はとてもつらいものです。お母さん方も歯ブラシでえづいた経験はありませんか?“咽頭反射”といってこの反射は個人差があります。できるだけ棒を使わずにお子さんが自分で口をあけるのを待つようにします。重要なのは舌の位置です。舌を前に出して「あー」と声を出したり、舌をひっこめたまま大きく息を吸い込むようにすると舌のつけ根が下がって奥まできれいに見えます。お子さんと一緒に遊び感覚で練習してみて下さい。鏡の前でカバさんみたいに大きい「お口あ〜ん」です。
どうしてもあけられない場合は頭を押さえて棒を使うことになります。次の診察までに練習してきて下さいね。

2008/03/24



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